この記事では、「小賢しい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「小賢しい」の正しい読み方は「こざかしい」と「こかしこい」どちら
どことなくずる賢くて抜け目がないと感じる言葉を使ったり、生意気な態度を見せる者が知ったかぶりして話したとき「小賢しい」【こざかしい】といって苛立つ気持ちを伝えます。
また、自分だけがかわいがられようと思うとき、女子社員が部長に対してずるくて抜け目がない態度を見せて、媚を売る姿を見た者が腹立つ気持ちを表すわけです。
正しい読み方の結論
「小賢しい」は音読みで「こざかしい」と読み、意味は利口ぶった人が上から目線で話すその態度を指す言葉です。
もう一方の「こかしこい」という読み方は一般的ではなく、使われていないため「小賢しい」の正しい読み方は「こざかしい」になります。
「小賢しい」の意味
自分はあたかも知識があり、頭もいいと利口ぶる態度を見せて、相手をこ馬鹿にするところに苛立つとき「小賢しい」と腹が立つ気持ちを表します。
とくに、年下であるのに年上の前で生意気と感じる態度を見せるので「小賢しい」と感じて、苛立つ人が自分の気持ちを表すとき使うわけです。
また、たいして経験がないのに、あたかもあるような素振りを見せる者の行動に対しても「小賢しい」といいます。
「小賢しい」の言葉の使い方や使われ方
・『小賢しい口をきく部下に、私は腹立つ気持ちを抑え切れない』
・『若い女性社員の言葉の使い方が小賢しいので、仲間外れにした』
・『妹は小賢しいやり方で親のご機嫌をとろうとする卑怯者だ』
まとめ
うまく周囲に気に入られようとずる賢く行動したり、利口ぶるその姿は相手によってはうっとうしいと感じます。
そのような人がいたときは、「小賢しい」と使ってみるといいでしょう。