「小面」の読み方と意味とは?「こおもて」と「しょうめん」の正しい読み方について詳しく解釈

「小面」の読み方と意味とは? 読み方

「小面」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「小面」の正しい読み方と意味について解説します。

「小面」の正しい読み方は「こおもて」と「しょうめん」どちら

「小面」という言葉の読み方としては「こおもて」「しょうめん」の2つが考えられます。

「こおもて」「しょうめん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「小面」の正しい読み方は「しょうめん」です。

「小」には「小柄」【こがら】「小屋」【こや】など「こ」という読み方と、「小児」【しょうに】「縮小」【しゅくしょう】など「しょう」という読み方があります。

「面」「矢面」【やおもて】「細面」【ほそおもて】など「おもて」と読むほか、「面倒」【めんどう】「正面」【しょうめん】など「めん」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「こおもて」「しょうめん」のうち「小面」の正しい読み方は「しょうめん」です。

「小面」には「こづら」という読み方もありますが「こおもて」とは読みません。

「小面」の意味

「小面」「しょうめん」と読む場合の意味は「若くて美しい女性の顔をした能面」です。

能楽では様々な面を使用しますが、女性の顔をした女面の代表とされるのが「小面」です。

「小面」「小」は大きさではなく「若くてかわいい」「可憐である」など美しさを意味します。

「小面」「こづら」と読む場合の意味は「良い印象のない顔つき」です。

顔形を卑しめていうときに用いられる言葉で「小面憎い」のように貶める形で使います。

「小面」の言葉の使い方や使われ方

・『国宝に指定されている小面』
・『小面は光の当たり方で表情が変わる』
・『小面は美しさの中に恐ろしさが感じられる』

まとめ

「小面」「こおもて」ではなく「しょうめん」もしくは「こづら」が正しい読み方です。

使う機会の少ない言葉ですが覚えておきましょう。

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