この記事では、「尾花」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尾花」の正しい読み方は「おばな」
「尾花」は「おばな」と読むのが正しい言葉です。
「尾」の字を「お」と読み、「花」は単独では「はな」と読みますがこの場合は「は」に濁点をつけて「ばな」と読みます。
「尾花」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「尾花」の間違いやすい読み方は「おか」といえます。
「花」が「か」とも読むことから「尾花」本来の読み方を知らない場合は上記のように読み間違えてしまう可能性があります。
また、「尾」は「び」とも読みますが、「尾花」は「びばな」などとは読まないので注意しましょう。
「尾花」について説明
「尾花」はイネ科の多年草である「ススキ」の別称を示すほか、「ススキの花穂の部分」という意味も持つ言葉です。
漢字の「尾」には「動物の尻尾」という意味が含まれていますが、ススキが馬などの尻尾に似ていることから「尾花」と呼ばれるようになったそうです。
「尾花」は草丈が1.5m程度で、野山や平地などに自生する性質を持っています。
春に新芽を出し、9〜10月頃になると長い花穂を展開させます。
「尾花」は「秋の七草」のひとつでもあるほか、月見の際に飾る習慣もあり、古くから秋の風物詩として親しまれています。
なお、枯れた「尾花」のような、白色に灰色が混ざった色のことを「尾花色」と呼びます。
まとめ
「尾花」の正しい読み方は「おばな」になります。
「おか」や「びばな」なとどは読まないので注意が必要です。
「尾花」がススキの別称であることや、その由来・特色などについてもチェックしておきましょう。
ぜひ漢字の正しい読み方を理解する参考にしてください。