この記事では、「居丈高」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「居丈高」の正しい読み方は「いたけだか」と「いじょうだか」どちら
「居丈高」は「いたけだか」と読み、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「居」の訓読みは「い(る)・お(る)・お(く)」、「丈」の訓読みは「たけ」、「高」の訓読みは「たか・たか(い)」になります。
「だか」と読むのは連濁になります。
連濁とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくする為に、後に付く語が清音から濁音に変化する文法のことです。
「いじょうだか」とは読みません。
正しい読み方の結論
「居丈高」の正しい読み方は「いたけだか」です。
「いじょうだか」とは読みません。
「居丈高」の意味
「居丈高」の意味は「座った時の座高が高い様子」「上半身を伸び上げて相手を見下す様子」「人に対して威圧的な態度を取る様子」になります。
「居丈高」は、元は「座高高い様子」という意味の言葉でした。
次第に、「座った時に身体を反らせて身体を大きく見せて威厳を出す」という意味で使われる様になり、更に転じて「相手に対して高圧的な態度を取る」という意味で使われる様になりました。
相手を威圧することから「威丈高」と表記することもあります。
「居丈高」の言葉の使い方や使われ方
「居丈高」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『上司が部下に対して威丈高にふるまう』
・『お客が店員に対して威丈高になるのは間違っている』
・『居丈高な医者は次第に患者の足が遠のいていく』
まとめ
今回は「居丈高」の読み方について紹介しました。
「居丈高」は「いたけだか」が正しい読み方で、「いじょうだか」は誤りです。
正しく使える様に覚えておきましょう。