この記事では、「居候」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「居候」の正しい読み方は「いそうろう」と「いこう」どちら
「居候」は「いそうろう」と読み、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「居」の音読みは「きょ・こ」、訓読みは「い(る)・お(る)・お(く)」、「候」の音読みは「こう」、訓読みは「そうろう・うかが(う)・ま(つ)・さぶら(う)」です。
「居候」と表記する場合「いこう」とは読みません。
ちなみに、音読みとは漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「居候」の正しい読み方は「いそうろう」です。
「いこう」とは読みません。
「居候」の意味
「居候」の意味は「他人の家に滞在して、食事させてもらうなど世話になること」です。
家族以外の人が家で衣食住を共にすることを表しますが、血縁関係のある家族以外の人にも使われます。
「居候」は、動詞「居る」の連用形「居」に、「あります」という意味の丁寧語「候」が付いた語で、「~のところにおります」という意味です。
江戸時代の公文書で、同居人の肩書として「〇〇方居候」と記したことから「人に家に世話になる」という意味で使われる様になりました。
「居候」の言葉の使い方や使われ方
「居候」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『受験のために甥っ子がしばらく家に居候することになる』
・『有名作家の家に書生として居候する』
・『居候三杯目にはそっと出し』
まとめ
今回は「居候」の読み方について紹介しました。
「居候」の正しい読み方は「いそうろう」で、「いこう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。