「居心地」のいいお店はついつい長居してしまうものですが、この言葉が表しているのは具体的にどのような意味で何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「居心地」の正しい読み方と意味について解説します。
「居心地」の正しい読み方は「いごこち」と「いこころち」どちら
「居心地」という言葉の読み方としては「いごこち」と「いこころち」の2つが考えられます。
「いごこち」と「いこころち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「居心地」の正しい読み方は「いごこち」です。
「居」は「居所」【いどころ】「仲居」【なかい】など「い」と読みます。
「心」は「人心地」【ひとごこち】「夢心地」【ゆめごこち】など「ごこ」という読み方と「心根」【こころね】「心得」【こころえ】など「こころ」という読み方があり、「地」は「地平」【ちへい】「大地」【だいち】など「ち」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「いごこち」と「いこころち」のうち「居心地」の正しい読み方は「いごこち」です。
「居心地」の意味
「居心地」とは、「そこにいることで感じられる気持ち」を意味する言葉です。
外部からの刺激に対して反応する心の変化や感じる印象のことを「心地」といいます。
寝た時に感じる気持ちのことを「寝心地」食べた時に感じる気持ちのことを「食べ心地」と表現するように、そこに居ることで感じられる気持ちが「居心地」です。
一般的には「場所や空間の過ごしやすさ」という意味で使われています。
「居心地」の言葉の使い方や使われ方
・『居心地のいい店』
・『険悪な雰囲気で居心地が悪い』
・『居心地が良くついつい長居してしまう』
まとめ
「居心地」の正しい読み方は「いごこち」で「いこころち」と読むのは誤りです。
日常会話でも使う言葉なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。