「屏風」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「屏風」の読み方とは? 読み方

「屏風」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「屏風」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「屏風」の正しい読み方

「屏風」の正しい読み方は「びょうぶ」です。

「屏風」の読み方は複数の漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓と呼ばれる読み方です。

「屏」「風」の組み合わせに対してのみ漢字それぞれの読み方とは関係なく「びょうぶ」の読みが当てられます。

「屏風」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「屏風」のよくある間違った読み方として挙がるのが「へいふう」「へいふ」です。

「屏」には「屏居」【へいきょ】「屏息」【へいそく】など「へい」という読み方があます「風」「風圧」【ふうあつ】「台風」【たいふう】など「ふう」のほか「風情」【ふぜい】「風呂」【ふろ】など「ふ」とも読みます。

「屏風」の読み方は熟字訓なので一般的な熟語と同じように漢字それぞれの読み方を当てはめると読み間違いになります。

「屏風」について説明

「屏風」とは、「部屋の飾りや間仕切りに用いられる調度品」のことです。

木の枠に紙を貼ったものを数枚つなぎ自立する構造にした日本家屋で使われる調度品を指します。

本来は和室の枕元に置き風除けに使う実用品です。

昔の日本家屋は隙間が多く吹き込んでくる隙間風を防ぐために使われていたことから「枕屏風」と呼ばれていました。

現在は絵や書が書かれた美術品として扱われています。

「屏風」の言葉の由来

「風を屏ぐ」に由来します。

まとめ

「屏風」は知らないと読めない難読漢字の一つです。

正しい読み方と意味をあわせて知っておきましょう。

読み方
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