この記事では、「履行」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「履行」の正しい読み方は「りぎょう」と「りこう」どちら
「履」という漢字は訓読みでは「履(は)く」や「くつ」、「履(ふ)む」と読み、音読みでは「り」と読みます。
そして、「行」という漢字は訓読みでは「行(い)く」や「行(ゆ)く」、「行(おこな)う」と読み、音読みでは「こう」や「ぎょう」と読みます。
「履行」の場合、「履」と「行」それぞれに音読みを当てて「りこう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「履行」の正しい読み方は「りこう」になります。
「履行」の意味
「履行」とは、主に「決めたことや行ったこと、約束事などを実際に行うこと」を意味する言葉です。
その他、「債務者が債務内容に沿った給付を実現すること」という意味でも使用されています。
「履行」の類語としては、「実行」や「実践」、「施行」や「決行」、「遂行」などが該当すると言えます。
ちなみに、「行」という漢字に「行う」という意味が含まれていますが、「履」にも「はきもの」や「くつ」という意味のほか、「実行する」という意味が含まれているのです。
「履行」の言葉の使い方や使われ方
・『約束したことを履行するように、相手に催促してみるつもりだ』
・『この国際問題は、国家間で結んだ盟約が履行されていないことに端を発している』
・『国会では与党に対して、野党が公約の履行を厳しく追及していた』
まとめ
・「履行」の正しい読み方は「りこう」になります。
・「履行」とは、「決めたことや行ったこと、約束事などを実際に行うこと」や「債務者が債務内容に沿った給付を実現すること」を意味する言葉です。