この記事では、「屹立」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「屹立」の正しい読み方は「きつりつ」と「こうりつ」どちら
普段見かけない漢字が使われている熟語というのも多いものですが「屹立」もその一つでしょう。
乞うという読みから屹をこうと読んで「こうりつ」と読みはしたものの、合っているか自信がないという人もいるのではないでしょうか。
正しい読み方の結論
「屹立」の正しい読み方は「きつりつ」です。
屹は山偏に乞と書きますがコウとは読みません。
ただ乞と読みが共通しているという考えは一部当たっていて屹も乞も音読みではキツと読みます。
そのため「屹立」は両方を音読みして「きつりつ」と読み、「こうりつ」という読み方は屹の字からしてコウと読むことはない間違った読み方です。
「屹立」の意味
「屹立」とは主に山や崖が高くそびえ立つことを表現する言葉です。
ただし山や崖のような自然物だけでなく高層ビルのような普通の建物よりも遥かに高い建造物に対しても使われます。
また高くそびえ立つという意味以外にも、動かずに立っている人という表現としても使われることがある言葉です。
「屹立」の言葉の使い方や使われ方
・『目の前に屹立する高層ビルが本社だ』
・『屹立する山に囲まれた城』
・『扉の近くに屹立する青年』
まとめ
現代では少し栄えている街であれば「屹立」と言って良いような高層建築物も多いので、かしこまった言い方をしたい場合にはしばしば見かける言葉です。
その為正しい読み方を知らないと間違えて恥をかいてしまう可能性も少なからずあるので屹はキツと読む漢字だとしっかり理解した上で「屹立」は「きつりつ」と正しく読みましょう。