この記事では、「巻末」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「巻末」の正しい読み方は「かんまつ」と「まきまつ」どちら
巻末の漢字を見て、まきまつと読んでしまう人がいたりするものです。
確かに巻の漢字には、まきという読みがあるし、後ろに続く末の漢字にも、まつという読みがあります。
そのためそれら2つの漢字の読みを合体させる事で、巻末の漢字を、まきまつと読んでしまう事自体は理解出来なくもないです。
所が残念ながら巻末は、まきまつとは読まず、かんまつと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
巻末は、かんまつと読むべき言葉です。
そもそも巻の漢字は、まきの他にも、かんという読みも存在しており、末の漢字はそのまま、まつと読む事が出来ます。
以上の事から巻という漢字の、かん読みと、後ろの末の漢字の、まつ読みを組み合わせる事によって巻末は、かんまつと読む事が可能です。
「巻末」の意味
巻末は、書物やまき物といった意味を持っている巻の漢字に、終わりとかすえといった意味を所有している、末の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ巻末は、書物や巻物といった物の終わりの部分を表すのです。
「巻末」の言葉の使い方や使われ方
・『その本の巻末には、詳細な用語解説がありました』
・『巻末コメントから読み出した所、思わぬ形でネタバレを食らってしまったのです』
・『全ての謎を解く鍵は、巻末にありました』
まとめ
巻の漢字には、まきという読みがあるし、末の漢字は、まつと読む事が出来ます。
ですがその2つの読みを組み合わせて巻末を、まきまつと読むのは誤りです。
巻末は、まきまつではなく、かんまつと読むのが正解な言葉となっています。
そんな巻末は、本や巻物等の終わりの部分、といった意味を示す際に、用いられる言葉です。