「巻頭」は本や雑誌などで使われている言葉ですが、どのような意味を持ちどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「巻頭」の正しい読み方と意味について解説します。
「巻頭」の正しい読み方は「かんとう」と「なきとう」どちら
「巻頭」という言葉の読み方として「かんとう」と「なきとう」の2つが浮かびます。
「かんとう」と「なきとう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「巻頭」の正しい読み方は「かんとう」です。
「巻」は「巻数」【かんすう】「圧巻」【あっかん】など「かん」と読み、「頭」は「頭取」【とうどり】「筆頭」【ひっとう】など「とう」と読みます。
それぞれの読み方を合わせた「かんとう」が「巻頭」の正しい読み方です。
「巻」に「なき」の読み方はないので「巻頭」を「なきとう」と読むのは間違いです。
「巻頭」の意味
「巻頭」とは、「本や雑誌などの最初のところ」を意味する言葉です。
本や雑誌などの先頭部分にあたるところを指します。
書物はもともと巻物のような形で作られていたことから数える時の単位として「巻」が使われています。
「巻頭」は一般的に本や雑誌における表紙を含まない先頭部分を意味しますが具体的にどの辺りまでを指すのか明確な定義はありません。
通常は先頭を含む数ページ程度を指しますが先頭ページから数十ページにわたって続く大特集を「巻頭」特集と表現することもあります。
「巻頭」の言葉の使い方や使われ方
・『執筆した記事が巻頭に掲載された』
・『雑誌の巻頭は大抵グラビアページである』
・『巻頭から刺激的な内容だ』
まとめ
「巻頭」の読み方は「かんとう」で「なきとう」ではありません。
本や雑誌では当たり前のように使われている言葉なので覚えておきましょう。