この記事では、「希有」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「希有」の正しい読み方は「けう」と「まれ」どちら
「希」という漢字は訓読みでは「まれ」と読み、音読みでは「き」や「け」と読みます。
そして、「有」という漢字は訓読みでは「有(あ)る」と読み、音読みでは「ゆう」や「う」と読みます。
「希有」の場合、「希」と「有」それぞれに音読みを当てて「けう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「希有」の正しい読み方は「けう」になります。
「希有」の意味
「希有」は「稀(まれ)」という漢字を用いて「稀有」と表記されることもあり、以下の意味が含まれています。
・「珍しいこと」や「滅多にないこと」
・「不思議なこと」
・「とんでもないこと」や「(多く悪いことについて)意外であること」
ちなみに、「希有」は科学用語としても使われています。
こちらの場合、「希有元素(きゆうげんそ/けうげんそ)」(地球上での存在量が非常に少ない元素の総称)や「希有金属(きゆうきんぞく/けうきんぞく)」(地球上の存在量が非常に少ない金属元素の総称、レアメタル)など「けう」だけでなく「きゆう」とも読みます。
「希有」の言葉の使い方や使われ方
・『若くして多くの功績を残している彼は希有な存在と言える』
・『この人物は奴隷として扱われていた後に国王にまで登り詰めるという希有な運命を辿った』
・『彼女は周囲に侮られていたが、後に希有な活躍を果たした』
まとめ
・「希有」の正しい読み方は「けう」になります。
・「希有」は「珍しいこと」や「滅多にないこと」、「不思議なこと」、「とんでもないこと」などの意味を含める言葉です。