この記事では、「常人」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「常人」の正しい読み方は「じょうじん」と「じょうにん」どちら
「常人」の正しい読みを考えるために、最初にこの熟語に使われている漢字の個別の読みについて確認します。
「常」の漢字の音読みは「ジョウ」で、訓読みは「つね・とこ」です。
また「人」の漢字の音読みは「ジン・ニン」で、訓読みは「ひと」です。
ここから、音読み+音読みで、「人」に二つの音読みがあり、それぞれと組み合わせれば、「じょうじん」とも読めますし、「じょうにん」とも読めると言えます。
しかしいずれの読みが正しいかは、ここからは判断することができません。
さて、の正しい読み方は、「じょうじん」と「じょうにん」のいずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、辞書には「常人」の読み方として「じょうじん」と「じょうにん」が併記されており、どちらも正しい読み方です。
しかし、一般的には「じょうじん」と読まれることの方が多いと言えます。
「常人」の意味
「常人」とは、「才能や考え方などが普通の人」を意味する言葉です。
「常人」の言葉の使い方や使われ方
・『こんな発想は、常人には中々できないことで、天才的なひらめきがなければ不可能です』
・『現行犯の場合、警察官でなくても常人逮捕と称して一般人でも逮捕することが出来ます』
・『企業は一握りの秀才だけでは成り立たず、多くの常人がベクトルを合わせることが大切です』
まとめ
「常人」の読み方としては、「じょうじん」と「じょうにん」の、どちらも正しい読み方です。
また、この「常人」とは、「才能や考え方などが普通の人」を意味する言葉です。