「幼子」という言葉は特定の年齢層の子どもを表します。
具体的にどのような子どもを表し、どう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「幼子」の正しい読み方と意味について解説します。
「幼子」の正しい読み方は「おさなご」と「ようご」どちら
「幼子」の読み方をそれぞれの漢字の読みを元に推測すると「おさなご」と「ようご」の2つが候補になります。
「おさなご」と「ようご」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「幼子」の正しい読み方は「おさなご」です。
「幼」には「幼心」【おさなごころ】「幼妻」【おさなづま】など「おさな」という読み方と、「幼稚」【ようち】「幼名」【ようめい】など「よう」という読み方があります。
「子」は「赤子」【あかご】「迷子」【まいご】など「ご」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「おさなご」と「ようご」になりますが「幼子」の正しい読み方は「おさなご」です。
「幼子」の意味
「幼子」とは、「歳の若い小さな子ども」を指す言葉です。
赤ん坊よりも大きく児童よりも小さいくらいの年齢の子どもを指し、一般的には小学校に入学する前までくらいの年齢の子どもが「幼子」と呼ばれます。
似た意味を持つ言葉として「幼児」がありますが、こちらは法律用語であり対象とする年齢も「満1歳から学齢まで」が法的な定義です。
「幼子」も同じような年頃の子どもを指しますが厳密な定義はないので1歳に満たない子どもや小学生を「幼子」と表現しても間違いではありません。
「幼子」の言葉の使い方や使われ方
・『幼子は何をしても可愛い』
・『幼子を泣かせてはいけない』
・『幼子を放り出すとは親失格だ』
まとめ
「幼子」の正しい読み方は「おさなご」で「ようご」とは読みません。
読み間違えやすい言葉なので正しい読み方と意味を憶えておきましょう。