この記事では、「庇う」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「庇う」の正しい読み方は「かばう」と「したがう」どちら
庇うの文字を目にして思わず、したがうと読んでしまう人がいたりするものです。
所が肝心の庇の漢字を見てみると、したがという読みはありません。
そのため庇うは、したがうと読む事すら出来ず、この様に読んでしまうのはシンプルに間違いです。
庇うは、したがうではなく、かばうと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
庇うは、かばうと読むべき言葉です。
というのも庇の漢字は単体でも、かばと読む事が出来ます。
以上の事から庇のかば読みと、後ろに続く平仮名の、うを組み合わせる事によって庇うは、かばうと読む事が可能です。
「庇う」の意味
庇うは、かばうや上から覆う様にして守るといった意味を有している庇の漢字に、平仮名のうを付け足す事によって完成した言葉となっています。
だからこそ庇うは、他から害を受けない様に助けて守る事を表すのです。
「庇う」の言葉の使い方や使われ方
・『私は上司に逆らってまで、後輩を庇う事にしました』
・『子供だからといって何でもかんでも庇うのは、教育上良くありません』
・『幾ら生活に困っていたとはいえ、彼の吐いた嘘を庇うつもりはないです』
まとめ
庇の漢字には、したがという読み自体が存在していません。
お陰で庇うの文字を、したがうと読む事すら出来ないので、当然の事ながらこの様に読んでしまうのは誤りです。
庇うは、したがうではなく、かばうと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな庇うは、他から害を受けない様に守る事とか、大事に仕舞っておく事といった意味を示す言葉として、用いられているのです。