この記事では、「座薬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「座薬」の正しい読み方は「ざやく」と「すわだん」どちら
普段聞き慣れない言葉は、漢字で書いてあると読み方がわからないことがあります。
では「座薬」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「ざやく」です。
「座」は音読みで「ザ」、訓読みで「すわる」「います」と読みます。
小学校6年生で習う漢字です。
「薬」は音読みで「ヤク」、訓読みで「くすり」と読みます。
小学校3年生で習う漢字です。
「薬」を「だん」と読むことはないので、「座薬」を「すわだん」と読むことはしません。
また、「すわだん」という言葉はありません。
「座薬」の意味
肛門や膣などから入れる固形の薬という意味です。
「座」という漢字は、すわる、すわるところ、「薬」という漢字はくすりという意味を持っています。
「座薬」のことを「ざざい」ということもあります。
漢字で書くと「坐剤」です。
「坐」の漢字は常用漢字表にはのっていないため、「座」という漢字が使われることもあります。
「座薬」は、肛門などから直接入れて使用をします。
口から摂取した薬は、腸で吸収されて、肝臓に到達をします。
肝臓には解毒をする働きがあり、薬の成分の一部は肝臓で分解されます。
肛門などから直接薬を入れると、肝臓の影響を受けることが少なく、薬の成分を働かせることができます。
「座薬」の言葉の使い方や使われ方
・『座薬を使う』
・『座薬を購入する』
まとめ
この言葉は「座薬」と読み、意味は肛門などから入れる固形の薬です。
風邪などのときには飲み薬が処方されることが多いと思いますが、肛門などから入れて使うタイプの薬も存在しています。