「手巾」の読み方と意味とは?「しゅきん」と「てきん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「手巾」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「手巾」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「手巾」の正しい読み方は「しゅきん」と「てきん」どちら

「手巾」には2つの読み方があります。

1つ目は「しゅきん」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「ハンカチ・ハンケチ」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「手」の音読みは「しゅ・ず」、訓読みは「て・た」「巾」の音読みは「きん」、訓読みは「きれ・ふきん」ですが、「手巾」と表記する場合「てきん」とは読みません。

正しい読み方の結論

「手巾」の正しい読み方は「しゅきん」「ハンカチ・ハンケチ」で、意味は同じです。

「てきん」とは読みません。

「手巾」の意味

「手巾」の意味は、「手を拭く為の布切れのこと」です。

手を洗った時や、汚れが付いた時などにさっと拭く為の布で、手ぬぐいなども含まれます。

「ハンカチ・ハンケチ」は英語の「handkerchief」が日本語化した言葉で、元々帝政ローマ時代に手を拭いた布から始まり、現在では欧米人が鼻をかんだり汗を拭いたりするのに使う柔らかい布のことです。

使われ方が同じ為に「手巾」という漢字があてはめられました。

「手巾」の言葉の使い方や使われ方

「手巾」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『手を手巾(しゅきん)でさっと拭いて仕事に励む』
・『外国人は手巾(ハンカチ)で鼻をかむ』
・『女性がキレイな刺繍の手巾(ハンカチ)を取り出す』

まとめ

今回は「手巾」の読み方について紹介しました。

「手巾」の正しい読み方は「しゅきん」「ハンカチ・ハンケチ」で、「てきん」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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