「延床面積」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「延床面積」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「延床面積」の正しい読み方
「延床面積」の正しい読み方は「のべゆかめんせき」です。
「延」には「延岡」【のべおか】「繰延」【くりのべ】など「のへ」という読み方があります。
「床」は「床上」【ゆかうえ】「床板」【ゆかいた】など「ゆか」と読み「面積」は「敷地面積」【しきちめんせき】「面積速度」【めんせきそくど】など「めんせき」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「のべゆかめんせき」が「延床面積」の正しい読み方です。
「延床面積」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「延床面積」のよくある間違った読み方として挙がるのが「えんゆかめんせき」「のべとこめんせき」です。
「延」には「延長」【えんちょう】「遅延」【ちえん】など「えん」という読み方があり「床」は「床屋」【とこや】「床柱」【とこばしら】など「とこ」とも読みます。
「延床面積」の正しい読み方は「のべゆかめんせき」しかなく、他はすべて読み間違いです。
「延床面積」について説明
「延床面積」とは、「建物の各階の床面積を合計した面積」を表す言葉です。
建物内で実際に利用可能な面積にあたります。
一階の床面積が100平米、二階の床面積が50平米の建物の「延床面積」は150平米です。
「延床面積」の言葉の由来
「延」には「積算した合計」という意味があります。
「各階の床面積を積算した合計面積」が「延床面積」の由来です。
まとめ
「延床面積」は建築や不動産関係で使われる専門用語です。
法律や税金にも関係するので正しい読み方と意味を知っておきましょう。