この記事では、「引率」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「引率」の正しい読み方は「いんそつ」と「ひきそつ」どちら
「引率」は「いんそつ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「引」の音読みは「いん」、訓読みは「ひ(く)・ひ(ける)」、「率」の音読みは「そつ・りつ・すい・しゅつ」、訓読みは「ひき(いる)・したが(う)・おおむ(ね)・わりあい・かしら」です。
「引率」と表記する場合「ひきそつ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「引率」の正しい読み方は「いんそつ」です。
「ひきそつ」とは読みません。
「引率」の意味
「引率」の意味は「大勢の人を連れて行くこと」です。
複数の人達の中で、保護者や年長者などが見守り役となり、他の人達を目的地まで連れて行くことを表します。
「引」は「こちらへ引き寄せる」から転じて「みちびく」「連れて行く」という意味、「率」は「全体をまとめてひきいる」という意味、「引率」で「全体をまとめて連れて行くこと」になります。
基本的に、その集団の中で立場が上の人が引き受ける役割として使われます。
「引率」の言葉の使い方や使われ方
「引率」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『子供同士でプールに行く場合引率者が必要だ』
・『顧問の引率で県大会に出場する』
・『園児を引率して遠足に行く』
まとめ
今回は「引率」の読み方について紹介しました。
「引率」の正しい読み方は「いんそつ」で、「ひきそつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。