「張合」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「張合」の読み方とは? 読み方

この記事では、「張合」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「張合」の正しい読み方

「張合」の正しい読み方は「はりあい」です。

「はり・あい」共に訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

本来は「張り合い」と送り仮名が入りますが、文化庁により、送り仮名を含む語句を名詞として使う場合、送り仮名は省略できるとされています。

の間違った読み方や間違いやすい読み方

「張合」は送り仮名がない場合、「ちょうごう」「ちょうあい」などと間違って読まれることがあります。

「張合」について説明

「張合」の意味は以下の通りです。

1つ目は、「お互いが相手に勝とうとして対抗しようとすること」という意味です。

2つ目は「仕事や役割に、努力するだけの甲斐があると感じること」という意味です。

「張合」は名詞として「張合がある・ない」「張合を感じる」などと使われ、動詞形は「張合う・張合った」になります。

一般的に動詞形と区別を付けるために、「張合い」と送り仮名を入れることが多くなります。

「張合」の言葉の由来

「張合」「貼り合い」を省略した言葉です。

「張り」は動詞「張る」の連用形で「広がりのびる」「大きく見せようとしてふくらませる」「強く盛んになる」「対抗する」という意味、「合い」は動詞「合う」の連用形が名詞化した言葉で、動詞の連用形に付いて「互いに〜する」という意味、「張合」「お互いに対抗すること」になります。

賭博由来の言葉で、丁半賭博において、相手が「丁」を張った時に、意図的に対抗して「半」と張り、対抗することを表します。

ここから「お互いに対抗すること」として使われる様になりました。

まとめ

今回は「張合」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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