この記事では、「弾」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「弾」の正しい読み方は「だん」や「ひ(く)」
「弾」は音読みで「だん」、訓読みで「ひ(く)」や「はず(む)」「たま」などと読むのが正しい漢字です。
「弾」には、「鉄砲のたま」や「はずむ」「はねかえる」「ただす」「かなでる」といった意味が含まれています。
「弾」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「弾」の間違えやすい読み方は「ぜん」といえます。
「弾」と形がよく似ている「禅」が上記のように読むことから混同する可能性がありますが、誤用となります。
また、「せみ」と読む「蝉」も「弾」と形が類似しているため、両者を取り違えて読まないよう気をつけましょう。
「弾」を使った熟語
次に、「弾」を用いた熟語の一部を紹介します。
「銃弾」
「銃弾」は「じゅうだん」と読む熟語です。
「銃に用いる弾丸」のことを指し、主に小銃、拳銃、機関銃、猟銃といった小火器に使う弾丸を意味します。
「銃弾を打つ」や「銃弾があたる」のように使用します。
「弾力」
「だんりょく」と読む「弾力」は、「外からの力が加わって変形した物が本来の形に戻る力」もしくは「圧迫などを跳ね返す力」「状態などに対応するために柔軟に変化する力」を意味します。
「このマットは弾力が不足している」や「作業計画に弾力性を持たせる」などのように使われます。
「糾弾」
「糾弾」は「きゅうだん」と読む言葉で、「相手の責任や罪などを追及して非難したり咎めたりすること」を意味します。
「不正を糾弾する」や「市民から糾弾される」のように用いられます。
まとめ
「弾」の正しい読み方は「だん」や「ひ(く)」「はず(む)」「たま」などです。
形が似ている「禅」や「蝉」などと混同しないよう注意が必要です。
「弾」が使われた熟語についても把握しておきましょう。
ぜひ漢字の適切な読み方を学ぶ参考にしてください。