この記事では、「待」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「待」に多い読み方は「たい」
「待」という漢字に多い読み方は、「たい」です。
また、送り仮名をつけて「まつ(待つ)」と読むこともあります。
「待」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「待」という漢字の間違った読み方として、「侍」という漢字と似ていることから「さむらい」と読み違える例があります。
送り仮名などがなく、単独で書かれている場合に、特に間違いやすい用例です。
「持つ」との見間違えから「もつ」と読んでしまう場合もあります。
「待」について説明
「待」という漢字は、「待つ、待ち受ける」という意味や、「もてなす、扱う」という意味があります。
日常でもよく使用する言葉です。
熟語にして使うことが多く、「待つ」を意味する熟語には「待機」や、通り過ぎるのを避けて待つという意味の「待避」、未来への期待を持って待つという意味の「待望」「期待」があります。
「扱う」という意味合いには、もてなすという意味合いの「接待」「歓待」や、ひどい扱いをするという意味の「虐待」があります。
「待」という漢字の由来は、道の途中で足を止める様子を表した象形文字です。
「ぎょうにんべん」が道を表しています。
まとめ
「待」という漢字の読み方は「たい」です。
送り仮名をつけて「まつ(待つ)」と読むこともあります。
間違いやすい読み方に、「侍」とのみ間違えで起こる「さむらい」や、「持つ」と読み間違えたことによる「もつ」があります。
「待」は待ち受けることや扱うことを意味する漢字で、「待機」や「接待」といった熟語での用例があります。