「徒弟」の読み方と意味とは?「とてい」と「いとこ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「徒弟」の読み方と意味とは? 読み方

職人の世界では「徒弟」という言葉が使われていますが、どのような意味を持ち何と読む言葉なのでしょうか。

今回は、「徒弟」の正しい読み方と意味について解説します。

「徒弟」の正しい読み方は「とてい」と「いとこ」どちら

「徒弟」という言葉の読み方としては「とてい」「いとこ」の2つが思い当たります。

「とてい」「いとこ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「徒弟」の正しい読み方は「とてい」です。

「徒弟」「徒労」【とろう】「生徒」【せいと】など「と」と読み、「弟」「子弟」【してい】「愚弟」【ぐてい】など「てい」と読みます。

2つの読み方を組み合わせた「とてい」「徒弟」の正しい読み方です。

「いとこ」は親がきょうだいの関係にある子供同士を指す「従兄弟」の読み方で「徒弟」とは関係のない別の言葉です。

「徒弟」の意味

「徒弟」とは、「見習いとして先達の下について修行中の者」を意味する言葉です。

商人や職人など修行が必要な世界において熟練者の下について様々な経験を積み学んでいる最中の身分を指します。

同じような意味を持つ言葉として「弟子」「門人」「丁稚」「生徒」などがありますが、年少のうちから師に従い技術や知識の伝授を受ける立場を「徒弟」といい寝食を共にするなど特に密接な関係で修業している者に対して使う表現です。

「徒弟」の言葉の使い方や使われ方

・『徒弟制度の良さが見直されている』
・『今時珍しく徒弟をとっている』
・『鍛冶屋の徒弟として年季を終えた』

まとめ

「徒弟」「とてい」が正しい読み方で「いとこ」ではありません。

現代ではほとんど見かけなくなった制度ですが伝統技術を伝える一部の職人の世界などでは今でも続いています。

日常ではあまり使わない言葉ですが読み方と意味は知っておきましょう。

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