この記事では、「従属」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「従属」の正しい読み方は「じゅうぞく」と「じょそく」どちら
「従属」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みをチェックします。
「従」の漢字の音読みは「ジュウ・ショウ・ジュ」で、一方の訓読みは「したが(う)」です。
また、「属」の漢字の音読みは「ゾク」で、訓読みは「つ(く)」です。
ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「じゅうぞく」と読めることが分かります。
しかし「従」の漢字に「じょ」との読みがなく、また「属」の漢字に「そく」との読みもないことから、「じょそく」と読むことは出来ず、間違いだろうと考えられます。
さて、「従属」の正しい読み方は「じゅうぞく」と「じょそく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「従属」の正しい読み方は「じゅうぞく」で、「じょそく」と読むのは、先に推察した通り明らかに間違いです。
「じょそく」との読みで、「従属」と紛らわしい言葉も見当たらず、なぜ「じょそく」と読み間違えられることがあるのかは分かりません。
「従属」の意味
「従属」とは「権力や権威のあるものに依存し、それにつき従うこと」及び「 主要な事柄に対して、付随または支配される関係にあること」を意味する言葉です。
「従属」の言葉の使い方や使われ方
・『衛星国とは、大国に政治や経済で従属する国のことです』
・『子供は親に従属せざるを得ない立場にあります』
・『条例の2項と3項は、1項に従属していると考えられます』
まとめ
「従属」の正しい読み方は「じゅうぞく」で、「じょそく」と読むのは間違いです。
また、この「従属」とは「権力や権威のあるものに依存し、それにつき従うこと」及び「 主要な事柄に対して、付随または支配される関係にあること」を意味する言葉です。