この記事では、「従来」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「従来」の正しい読み方は「じゅうらい」と「おうらい」どちら
「従来」の「従」は、音読みで「ジュウ」、「ジュ」、「ショウ」、訓読みで「したが(う)」、「したが(える)」と読みます。
また「来」は、音読みで「ライ」、訓読みで「く(る)」、「きた(る)」、「きた(す)」などと読むことができます。
「従」と「来」を音読みで読むと、「じゅうらい」となります。
しかし、「従」は「おう」とは読まないので、「おうらい」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「従来」は「じゅうらい」と読みます。
ちなみに、「おうらい」の漢字には、「往来」があります。
「従」と「往」は異なる漢字ですし、意味も違ってきます。
「従来」は「おうらい」ではなく、「じゅうらい」と読むようにしましょう。
「従来」の意味
「従来」とは、「以前から今まで」や「これまで」という意味があります。
「従来」の「従」は、「したがう」、「言う通りにする」、「つき従う」などの意味があります。
また「来」は、「くる」、「きたる」、「今まで」などを表しています。
そのため、「従来」は漢字の意味から見ると、「今まで通りにする」と言う意味合いになります。
「従来」の言葉の使い方や使われ方
・『こちらは従来の製品に比べると、一回り小さく、コンパクトに作られています』
・『これからは従来のやり方では通用しなくなっていくでしょう』
・『このプロジェクトが終了したので、従来の業務に戻ります』
まとめ
「従来」は比較的使われている言葉なので、読み方や意味を知っておきたいものです。
「おうらい」の漢字表記は「往来」で、「従来」は「じゅうらい」と読むことを覚えておくと良いでしょう。