この記事では、「従順」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「従順」の正しい読み方は「じゅうじゅん」と「しじゅん」どちら
「従順」は「じゅうじゅん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「従」の音読みは「じゅう・しょう・じゅ」、訓読みは「したが(う)・したが(える)」、「順」の音読みは「じゅん」、訓読みは「したが(う)・すなお」で、「しじゅん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「従順」の正しい読み方は「じゅうじゅん」です。
「しじゅん」とは読みません。
「従順」の意味
「従順」の意味は「性格や態度が素直で、人に逆らわないこと」「運命や状況などに逆らわず素直なこと」「並び方を乱さず正しくすすめること」です。
「従」は「後について行く」「つきしたがう」から転じて「逆らわず言うなりになる」という意味、「順」は「相手に付き従う」から転じて「素直で人に逆らわない」という意味、「従順」で、「素直で人に逆らわず言う通りにすること」になります。
日常的に、人に対してだけではなく、動物にも使われる言葉です。
「従順」の言葉の使い方や使われ方
「従順」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『我が家の愛犬は飼い主に非常に従順で良い子だ』
・『妻は夫に従順であるべきという考え方は古い』
・『従順な家臣の働きにより主君が出世する』
まとめ
今回は「従順」の読み方について紹介しました。
「従順」の正しい読み方は「じゅうじゅん」で、「しじゅん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。