「御意」の読み方と意味とは?「ぎょい」と「にょい」の正しい読み方について詳しく解釈

「御意」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「御意」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「御意」の正しい読み方は「ぎょい」と「にょい」どちら

「御意」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

まず「御」の漢字の音読みは「ギョ・ゴ」で、訓読みは「おん」です。

また「意」の漢字の音読みは「イ」で、訓読みは「こころ・おも(う)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ぎょい」と読めることが分かります。

しかし「御」の漢字には「にょ」との読みがないことから、「にょい」と読むことは難しく、間違いではないかと推察されます。

さて、「御意」の正しい読み方は「ぎょい」「にょい」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

「御意」の正しい読み方は「ぎょい」で、「にょい」と読むのは、先に漢字の個別の読みで分析した通り、明らかに間違いです。

「にょい」と読む言葉には、「ものごとが思い通りになること」を意味する「如意」がありますが、次に説明する「御意」とは全く異なる意味なので、誤解を招かないように読み方を間違えぬように、注意する必要があります。

「御意」の意味

「御意」とは、「考えや、おぼしめし」を意味する敬語表現です。

また、目上の人に対して「おっしゃる通り、ごもっとも」と同意する言葉としても使われます。

「御意」の言葉の使い方や使われ方

・『病院を舞台としたドラマで、病院長の意見に、部下が御意と繰り返す様子が印象的であった』
・『封建時代には、主君の御意に反対することは、反旗を翻す謀反だと捉えられていた』

まとめ

「御意」の正しい読み方は「ぎょい」で、「にょい」と読むのは明らかに間違いです。

また、この「御意」とは、「考えや、おぼしめし」の敬語表現、および目上の人に対して「おっしゃる通り、ごもっとも」と同意する言葉です。

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