この記事では、「御花料」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「御花料」の正しい読み方は「おはなりょう」と「おかりょう」どちら
不祝儀袋にお金を入れて、亡くなった遺族に渡すお金を「御花料」【おはなりょう】といいます。
袋には「御花料」と丁寧に書き、失礼がないよう手渡しするものです。
お通夜か告別式で渡す「御花料」を包む香典袋には、聖母マリアを連想させる白いユリや清純を意味する十字架が書かれている袋を選びます。
正しい読み方の結論
「花」を訓読みで「はな」と読み、意味は草木の中でも花びらがある植物を意味しています。
「料」は音読みで「リョウ」と読み、はかるや考えるといった意味があり、2つの漢字を掛け合わせたとき「花の料金を考える」という意味合いになるのです。
もう一方の「おかりょう」という言葉は使われる機会はなく、「御花料」とは異なる言葉になってしまいます。
「御花料」の意味
元々は、キリスト教で故人を送る葬儀のとき、遺族に渡すために包むお金を「御花料」といいます。
キリストでは、献花が大事という考えを持つため、「御花料」という習慣が浸透していったのです。
包む費用としては、両親であれば5万円から、兄弟は3万円ほど、祖父母なら1万円以上というのが一般的になります。
「御花料」の言葉の使い方や使われ方
・『薄墨で御花料と香典袋に書いて自分の悲しむ気持ちを伝える』
・『水引の下に氏名を縦に書くのが御花料の書き方である』
・『御花料を包むときは、お札の肖像画が下になるように入れる』
まとめ
仏教とは違うキリスト教では、遺族に渡すものに違いがありますので、前もってどの程度の「御花代」を包めばいいのか、どのタイミングで渡せばいいかなど自分で学んでおくといいでしょう。