「徳川斉昭」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「徳川斉昭」の読み方とは? 読み方

この記事では、「徳川斉昭」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「徳川斉昭」の正しい読み方は「とくがわなりあき」

「徳川斉昭」「とくがわなりあき」と読むのが正しい言葉です。

「徳川」「とくがわ」と読み、「斉昭」「なりあき」と読みます。

「徳川斉昭」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「徳川斉昭」の間違いやすい読み方は「とくがわさいしょう」といえます。

「斉」の字が「さい」とも読むことや、「昭」「しょう」とも読むことから上記のように読んでしまう場合があるかもしれませんが、誤用になります。

また、「昭」は人名に使用される際に「てる」「はる」などと読むことがありますが、「徳川斉昭」「とくがわなりてる」「とくがわなりはる」とは読まないので注意しましょう。

「徳川斉昭」について説明

「徳川斉昭」は江戸時代の末期に実在した水戸藩主の名前です。

寛政12年(1800年)に江戸小石川の水戸藩邸で誕生、文政12年(1829年)に第9代水戸藩主となり、儒学者である藤田東湖などと共に民政や海防、教育を重要視した「天保の改革」を実施しました。

尊攘的とみられる言動が幕府から嫌疑を招き、謹慎及び隠居を命じられますが、その後藩政への参加が許され、ペリー来航時には幕府の海防参与となります。

外交問題において井伊直弼と対立、安政の大獄の際に国許永蟄居を命じられ、その後病死しました。

なお、「徳川斉昭」は江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜の実父としても知られています。

まとめ

「徳川斉昭」の正しい読み方は「とくがわなりあき」になります。

「斉昭」「さいしょう」「なりてる」などと読まないよう注意が必要です。

「徳川斉昭」が幕末の水戸藩主であった点、徳川慶喜の実父である点などについても把握しておきましょう。

ぜひ歴史上の人物の名前を正しく読む参考にしてください。

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