この記事では、「忌避剤」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「忌避剤」の正しい読み方
「忌避剤」の正しい読み方は「きひざい」です。
「き・ひ・ざい」全て音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「忌避剤」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「忌避剤」は「いひざい」「いまひざい」などと間違って読まれることがあります。
「忌避剤」について説明
「忌避剤」とは、「田畑の作物を荒らす動物や害虫の嫌う成分を用い、近寄らないようにする薬剤」という意味です。
人間に害を与える動物や害虫などがやってこない様にするために、その動物や害虫が嫌う成分を使って駆除するための薬のことです。
例えば、ネズミやモグラ、ヘビ、ムカデなどを駆除する薬剤のことで、対象とするものによってはドクダミやヨモギなどを原材料とするものもあります。
似た意味の言葉に「防虫剤」がありますが、こちらは「害虫を駆除するための薬剤」になります。
「忌避剤」は、害虫だけではなく動物も対象になります。
「忌避剤」の言葉の由来
「忌避剤」は漢字の意味から成り立つ語です。
「忌」は「い(まわしい)」とも読み「いやなこととして避ける」「恐れはばかる」という意味、「避」は「さ(ける)」とも読み「災いや難儀をこうむらないように、わきによける」という意味、「剤」は「まぜる」「ととのえる」「調合した薬」という意味、「忌避剤」で「害獣・害獣がいやなこととして避けるように調合した薬」になります。
まとめ
今回は「忌避剤」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。