この記事では、「怒号」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「怒号」の正しい読み方は「どごう」と「ぬごう」どちら
「怒号」は「どごう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「怒」の音読みは「ど・ぬ」、訓読みは「いか(る)・おこ(る)」、「号」の音読みは「ごう」、訓読みは「さけ(ぶ)・よびな」ですが、「怒号」と表記する場合「ぬごう」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「怒号」の正しい読み方は「どごう」です。
「ぬごう」とは読みません。
読み方により意味が違ってきます。
「怒号」の意味
「怒号」の意味は「腹を立てて大声でしかりつけること」「風や波が荒れて激しい音を立てること」です。
「怒」は「奴」と「心」で構成されている会意形成文字です。
「奴」は「力を尽くして働く女奴隷」の意味、「心」は「心臓」を表し、「感情を込める」という意味の漢字で、ここから「おこる」「いかる」という意味で使われる様になりました。
「号」は「叫ぶ」「大声を出す」という意味の漢字、「怒号」で「感情が高ぶって大声を出すこと」になります。
「怒号」の言葉の使い方や使われ方
「怒号」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『会議の場で皆が興奮して怒号が飛び交う』
・『酔っ払いが警察に対して怒号を浴びせていた』
・『台風が近づいているせいで、空や海から怒号が響いくる』
まとめ
今回は「怒号」の読み方について紹介しました。
「怒号」の正しい読み方は「どごう」で、「ぬごう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。