この記事では、「怯む」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「怯む」の正しい読み方
「怯む」の正しい読み方は「ひるむ」です。
「ひる・む」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「怯む」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「怯む」は「ゆるむ」「はばむ」などと間違って読まれることがあります。
「怯む」について説明
「怯む」の意味は以下の通りです。
1つ目は「挑もうとする人や動物、ものごとなどに対して、おじけづいてしりごみすること」という意味です。
2つ目は「手足がしびれたり、力が入らないこと」という意味です。
「怯む」は動詞として「怯む・怯んだ」「怯んで後ずさる」などと使われます。
似た意味の言葉に「たじろぐ」があり、「相手の勢いにおされ動揺したり後退したりする」という意味です。
「怯む」は「おじけづいてしりごみすること」、「たじろぐ」は「相手に圧倒されて動揺すること」というニュアンスの違いがあります。
「怯む」の言葉の由来
「怯む」の「怯」という漢字は、「心臓」「人+口」の象形で、「人の祈りの言葉により、けがれが去ること」から転じて「心が去ること」「おびえる」「気後れする」という意味で使われる様になりました。
「ひるむ」という読みかたは、古語「ひる」が「萎縮する」という意味で、ここから「ひるむ」に変化して、「怯」の読みかたにあてられたという説があります。
まとめ
今回は「怯む」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。