この記事では、「恋文」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「恋文」の正しい読み方
「恋文」の正しい読み方は「こいぶみ」です。
「こい・ぶみ」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「文」の訓読みは「ふみ」ですが、「ぶみ」と読むのは連濁(れんだく)です。
連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
「ラブレター」と読ませることもありますが、あくまで小説や物語などで効果を出す為の読み方です。
「恋文」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「恋文」は「れんぶん」「へんぶん」などと間違って読まれることがあります。
「恋文」について説明
「恋文」とは、「相手を恋しく思う気持ちを書いた手紙」という意味です。
自分は相手のことが好きであると書いて、相手に読んでもらうための文章です。
「恋文」は名詞として「恋文を書く・書いた」「恋文を渡す」などと使われます。
似た意味の言葉に「付け文(つけぶみ)」があり、「相手を恋しく思う気持ちを書いて、密かに渡すこと」という意味です。
「恋文」は「相手を好きだと書いた手紙そのもの」、「付け文」は「恋文を相手に密かに渡すこと」という意味の違いがあります。
「恋文」の言葉の由来
「恋文」は漢字の意味から成り立つ語です。
「恋」は「対象に強く引かれる」「思いこがれる」という意味、「文」は「模様」「言葉を写す記号」「文字で書き記したもの全般」という意味、「恋文」で「相手に思いこがれる気持ちを文字で書き記したもの」になります。
まとめ
今回は「恋文」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。