この記事では、「恩給」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「恩給」の正しい読み方は「おんきゅう」と「おんぎゅう」どちら
「恩給」は「おんきゅう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「恩」の音読みは「おん」、訓読みは「めぐ(み)」、「給」の音読みは「きゅう」、訓読みは「たま(う)、たま(わる)」です。
「恩給」と表記する場合「おんぎゅう」とあ読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「恩給」の正しい読み方は「おんきゅう」です。
「おんぎゅう」とは読みません。
「恩給」の意味
「恩給」の意味は「昔の主従関係で、主人から忠臣に対しねぎらいとして土地などを与えること」「公務員や旧軍人、または遺族などに、国から支給する一時金のこと」です。
現在では年金制度や共済金制度が発達したこともあり、限られた対象の人に対し支払われる仕組みになっています。
「恩」は「めぐみ」「いつくしみ」「情け」「人から受ける感謝すべき行為」という意味、「給」は「金品を下し与える」から転じて「手当て」「給付金」という意味、「恩給「で「感謝すべき行為に対し与える手当」になります。
「恩給」の言葉の使い方や使われ方
「恩給」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『アメリカでは、退役軍人は恩給が貰えるので生活に困らない』
・『恩給は軍人の遺族にとって非常に大切なものである』
・『恩給は遺族年金と似た性質を持っている』
まとめ
今回は「恩給」の読み方について紹介しました。
「恩給」の正しい読み方は「おんきゅう」で、「おんぎゅう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。