この記事では、「悄気る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悄気る」の正しい読み方は「しょげる」と「しおける」どちら
人からひどく責められたとき、気落ちするほどがっかりしたことを「悄気」【しょげる】といいます。
また、このようにしたいと思うことが実現しなかったとき、がっかりしてやる気をなくすほど元気がない自分の状態を表せる言葉です。
正しい読み方の結論
「悄」は音読みで「ショウ」といい、「気」を「ケ」と読みます。
「悄」の意味はしょんぼりする、しおれるになり、「気」はくうき、うんきという意味合いになります。
このことから運気が下がり、しょんぼりする人のさまを表せる言葉になるわけです。
もう一方の「しおける」という言葉は使われる機会がないので、「しょげる」を使う方が正しい読み方になります。
「悄気る」の意味
本当はこのような仕事がしたいと思っていたのに、現実的にならなかったとき失望した社員はひどくがっかりすることを「悄気る」といいます。
また、頑張ってやろうと張り切っても、周囲から「いらない」と省かれたときは元気がなくなってしまうでしょう。
このように、人がひどく気持ちがふさいだり、滅入ることが起きたとき「悄気る」のです。
「悄気る」の言葉の使い方や使われ方
・『親が誕生日にケーキを買ってこなかったので、子供は悄気る』
・『仕事で失敗した部下が上司にひどく叱られて悄気てしまった』
・『新しい事業に手を出したはいいが、売り上げが悪く悄気る』
まとめ
思うように物事が進まないとき、人はひどく落ち込んでしまいます。
どのようなときに使えばいいかを学んでみて、うまく自分の「悄気る」気持ちを表してみるといいでしょう。