この記事では、「悦に入る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悦に入る」の正しい読み方は「えつにいる」と「えつにはいる」どちら
「悦に入る」の読み方として予測できるものに、「えつにいる」と「えつにはいる」があります。
「えつにいる」と「えつにはいる」の二つの読み方のうち、「悦に入る」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「悦に入る」の正しい読み方の結論は、「えつにいる」が正しい読み方になります。
「悦に入る」という慣用句で使われている「入」の漢字の訓読みには、「いる」と「はいる」があります。
しかし、「悦に入る」という言い回しの訓読みは「はいる」ではなく「いる」と決まっているため、「えつにはいる」という読み方は誤読になるのです。
「悦に入る」の意味
「悦に入る」の意味は、「ポジティブな出来事があって、(一人で)喜びを感じて満足すること」を意味しています。
「悦に入る」の言葉には「誰かとハイテンションで喜びを分かち合う」のニュアンスはなく、「喜んでいる心理状態に一人で入り込む(喜びを胸のうちに収める)+その喜びを一人心の中で噛み締めて味わう」といったニュアンスがあります。
「悦に入る」の言葉の使い方や使われ方
「悦に入る」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『可愛がっている次男が学校で表彰されたので、父は悦に入って酒を飲んでいました』
・『私は私をいじめていた彼女が一人悦に入って浮かれている姿が許せなかったのです』
・『私はそんな小さな成功で悦に入るほど単純な人間ではないと思い込んでいました』
まとめ
この記事では、「悦に入る」の正しい読み方「えつにいる」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「悦に入る」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の内容を参照してみてください。