この記事では、「悲劇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悲劇」の正しい読み方は「ひげき」と「かなげき」どちら
「悲劇」は@「ひげき」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「悲」の音読みは「ひ」、訓読みは「かな(しい)・かな(しむ)」、「劇」の音読みは「げき」、訓読みは「はげ(しい)」です。
「悲劇」と表記する場合「かなげき」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「悲劇」の正しい読み方は「ひげき」です。
「かなげき」とは読みません。
「悲劇」の意味
「悲劇」の意味は「演劇用語で、主人公が不幸な結末で終わるストーリーの演目」「社会や人生での辛く痛ましい出来事」です。
「悲」は「心が痛んで泣けてくるような気持ち」「嘆いても嘆ききれぬ気持ち」という意味、「劇」は「芝居」から転じて「物の働きや程度がはげしい」という意味、「悲劇」で「心が痛んで泣けてくるような芝居」「ものごとの程度が痛ましく泣けてくるほどであること」になります。
なお、対義語は「喜劇(きげき)で、「演劇用語で観客を笑わせるストーリーの演目」「思わず笑えるほど滑稽な出来事」という意味です。
「悲劇」の言葉の使い方や使われ方
「悲劇」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女は失恋して悲劇のヒロインを演じている』
・『彼と付き合い始めたのが悲劇の始まりだった』
・『シェイクスピア悲劇と言えば「ハムレット」だ』
まとめ
今回は「悲劇」の読み方について紹介しました。
「悲劇」の正しい読み方は「ひげき」で、「かなげき」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。