「意図」という言葉を正しい読み方で読むにはどう読めばいいのでしょうか。
今回は、「意図」の正しい読み方と意味について解説します。
「意図」の正しい読み方は「いず」と「いと」どちら
「意図」という言葉の読み方として考えられるのが「いず」と「いと」です。
「いず」と「いと」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「意図」の正しい読み方は「いと」です。
「意」には「意外」【いがい】「真意」【しんい】など「い」と読みます。
「図」は「図面」【ずめん】「製図」【せいず】など「ず」と読むほか、「図書」【としょ】「企図」【きと】など「と」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「いず」と「いと」になりますが、辞書に掲載されている「意図」の正しい読み方は「いと」のみで「いず」という読み方はありません。
「意図」の意味
「意図」とは、「目的のために何かしようとする考え」を意味する言葉です。
行動の理由となる考えを指す言葉である行動が何のためにどのような考えで行われたのか、行動の裏にある目的を持った考えが「意図」に当たります。
一般的には何かしようとする考え全般に対して用いられており「思惑」「目論見」など具体的な結果を見越した考えを「意図」と表現します。
あくまでも考えなので結果は保証されていません。
見込み違いなどで「意図」とは違う結果に終わることもよくあります。
「意図」の言葉の使い方や使われ方
・『どのような意図があるのかわからない』
・『布陣を見れば敵の意図は手に取るようにわかる』
・『この結果は意図したものではなく偶然である』
まとめ
「意図」は「いず」ではなく「いと」が正しい読み方です。
色々な場面で使われる言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。