「愚弟」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「愚弟」の読み方とは? 読み方

「愚弟」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「愚弟」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「愚弟」の正しい読み方は「ぐてい」

「愚弟」の正しい読み方は「ぐてい」です。

「愚」には「愚者」【ぐしゃ】「暗愚」【あんぐ】など「ぐ」という読み方があります。

「弟」「弟妹」【ていまい】「師弟」【してい】など「てい」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ぐてい」「愚弟」の正しい読み方です。

「愚弟」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「愚弟」のよくある間違った読み方として挙がるのが「おろかてい」「ぐだい」です。

「愚」には「愚者」【おろかもの】「のように「おろか」という読み方があり「弟」「兄弟」【きょうだい】のように「だい」とも読みます。

どちらも「愚弟」には当てはまらない間違った読み方です。

「愚弟」について説明

「愚弟」とは、「弟のへりくだった言い方」です。

きょうだいのうち自分よりも年下の男を「弟」【おとうと】といいます。

「愚弟」は自分よりも目上の相手に対し自分の弟をへりくだって表す場合に用いられる言い方です。

「愚弟」の言葉の由来

「愚弟」は弟のことを愚かだと表現しているのではありません。

「愚弟」「愚かな自分の弟」のことであり、自分のことを愚かだとへりくだることで謙譲の気持ちを表現しています。

よく似た表現に「愚妻」「愚兄」などがありますが、これらの表現も愚かだとへりくだっているのは自分に対してです。

まとめ

「愚弟」は敬語表現に当たります。

最近はあまり使われなくなっている言い方ですが常識の一つとして正しい読み方と意味を知っておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました