この記事では、「慈雨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「慈雨」の正しい読み方は「じう」と「じさめ」どちら
「慈雨」の「慈」は、音読みで「ジ」、訓読みで「いつく(しむ)」と読みます。
また「雨」は、音読みで「ウ」、訓読みで「あめ」、「あま」と読むことができます。
「慈」と「雨」を音読みで読むと、「じう」となります。
一方、「慈」を音読みで、「雨」は「さめ」とも読めるので、「じさめ」とも読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「慈雨」は「じう」と読みます。
雨の種類によって読み方は異なります。
「慈雨」の場合は「じさめ」ではなく、「じう」と読むようにしましょう。
「慈雨」の意味
「慈雨」とは、時期や量がほどよく、草木や農作物にうるおいをもたらし、育てる雨のことを言います。
さらに、「慈雨」は「恵みの雨」とも呼ばれています。
「慈雨」の「慈」は、「いつくしむ」、「かわいがる」、「めぐむ」などを意味しています。
また「雨」は、「あめ」、「空から降るあめ」などを表しています。
そのため、「慈雨」は漢字の意味から見ると、「めぐみの雨」と言う意味合いになります。
「慈雨」の言葉の使い方や使われ方
・『日照り続きの田畑にようやく慈雨が降ってくれました』
・『慈雨のような雨が多くなることを望んでいます』
・『この突然の雨は私にとっては、慈雨に感じました』
まとめ
「干天・旱天(かんてん)の慈雨」とは、日照り続きの時の恵みの雨のことを意味しています。
そこから、待ち望んでいた事物が実現することや、困って苦しい時に差し伸べられる救いの手のたとえになっています。
「慈雨」は「じう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。