「慣用」は新しい日本語の使い方などで用いられる表現です。
具体的にどのような意味を持ちどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「慣用」の正しい読み方と意味について解説します。
「慣用」の正しい読み方は「かんよう」と「なれよう」どちら
「慣用」という言葉の読み方としては「かんよう」と「なれよう」の2つが考えられます。
「かんよう」と「なれよう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「慣用」の正しい読み方は「かんよう」です。
「慣」には「慣熟」【かんじゅく】「習慣」【しゅうかん】など「かん」という読み方と、「慣れる【なれる】「慣れ親しむ」【なれしたしむ】など「な」という読み方があります。
「用」は「用途」【ようと】「専用」【せんよう】など「よう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かんよう」と「なれよう」のうち「慣用」の正しい読み方は「かんよう」です。
「慣用」の意味
「慣用」とは、「人々の間で習慣的に広く使われて定着していること」を意味する言葉です。
元々は習慣的に使うことやすることを指す言葉ですが、一般的には特定の個人が習慣的にするのではなく世間の間で多くの人々が習慣的に使い広く定着している物事を指す意味で使われています。
本来の使い方や方法ではないが人々の間で間違って定着してしまったものを表す場合に使われることが多く、誤ったまま定着してしまった言葉の読み方のことを「慣用読み」といいます。
「慣用」の言葉の使い方や使われ方
・『慣用句を覚える』
・『正式ではないが慣用的に使われている』
・『慣用に従って判断する』
まとめ
「慣用」の正しい読み方は「かんよう」で「なれよう」と読むのは間違いです。
日常的に使われる言葉なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。