この記事では、「慧眼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「慧眼」の正しい読み方は「けいがん」と「すいがん」どちら
「慧眼」には2つの読み方があります。
1つ目は「えげん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「けいがん」で、こちらも音読みです。
「慧」の音読みは「けい・え」、訓読みは「さと(い)・かし(こい)」、「眼」の音読みは「がん・げん」、訓読みは「まなこ・め」で「すいがん」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
「慧眼」の正しい読み方は「えげん」「けいがん」で、読み方により意味が違ってきます。
「すいがん」とは読みません。
「慧眼」の意味
「慧眼」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「えげん」と読む場合、「仏教用語で、世の中が空であるという心理を悟る能力があること」という意味です。
仏教には五眼(ごがん)という考え方があり、「慧眼・肉眼・天眼・仏眼・法眼」の5つになります。
「慧眼」は、「知恵」「賢さ」「悟る」ための目を持っていることを表さしています。
「けいがん」と読む場合、上記から転じて「ものごとの本質を見抜く力があること」という意味で、洞察力がある人をほめる言葉として使われています。
「慧眼」の言葉の使い方や使われ方
「慧眼」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『社長は素晴らしい慧眼を持っていらっしゃる』
・『鑑定士は偽物を見分ける優れた慧眼を持っている』
・『才能ある選手を見抜く素晴らしい慧眼の持主だ』
まとめ
今回は「慧眼」の読み方について紹介しました。
「慧眼」の正しい読み方は「えげん」「けいがん」で、「すいがん」とはよみません。
正しく読める様に覚えておきましょう。