この記事では、「憂い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「憂い」の正しい読み方は「うれい」と「やさしい」どちら
憂いという文字表記を目にした人の中には、やさしいと読んでしまう人がいたりするものです。
所が憂の漢字には、やさしという読みは存在していません。
そのため憂いは、やさしいと読む事は出来ず、この様に読んでしまう事はシンプルに誤りです。
憂いの文字はやさしいではなく、うれいと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
憂いは、うれいと読むべき言葉です。
そもそも憂の漢字は単体でもそのまま、うれと読む事が出来るので、後に続く平仮名のいを付け足す事により憂いは、うれいと読む事が出来ます。
「憂い」の意味
憂いは、物思いに沈むや心配する、といった意味を持っている憂の漢字に、平仮名である、いを付け加える事によって完成した言葉です。
以上の事から憂いは、予測可能な悪い事態に対する心配や、嘆き悲しむといった意味を示します。
「憂い」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女の憂いに沈んだ顔を見るのは、とても辛いものがあります』
・『母は憂い顔で、立ち去る父の背中を見送っていた事を今も覚えています』
・『彼が描く人物画はどれも、憂いを含んだ様な表情をしているのが特徴です』
まとめ
憂の漢字には、やさしという読みは存在していません。
なので憂いの文字を、やさしいと読む事自体不可能であり、そういった読み方をしてしまうのは間違いです。
憂いはやさしいとは読まず、うれいと読むのが正しい読み方となっています。
そんな憂いは、予測される悪い出来事に対する心配や不安、嘆き悲しむ事や心が晴れない事といった意味を表現する際に、使用される言葉です。