この記事では、「扁桃」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「扁桃」の正しい読み方は「アーモンド」と「へんとう」どちら
「扁桃」の「扁」は、音読みで「ヘン」、訓読みで「ふだ」、「ひら(たい)」と読みます。
また「桃」は、音読みで「トウ」、訓読みで「もも」と読むことができます。
「扁」と「桃」を音読みで読むと、「へんとう」となります。
一方、「アーモンド」は外来語(英語名で「almond」)なので、音読み、訓読みでは読むことができません。
正しい読み方の結論
「扁桃」は「アーモンド」と「へんとう」のどちらでも読むことができます。
但し、読み方によってそれぞれ意味が異なります。
「扁桃」の意味
「扁桃(アーモンド)」とは、バラ科に分類されている落葉高木のことを言います。
別名で「扁桃(へんとう)」とも呼ばれています。
また、「扁桃(へんとう)」は喉の奥にあるリンパ組織のことで、以前は「扁桃腺」と呼ばれていました。
「扁桃」の「扁」は、「ふだ」、「ひらたい」などの意味があります。
また「桃」は、「もも」、「バラ科モモ属の落葉小高木」のことを表しています。
「扁桃」の言葉の使い方や使われ方
・『喉の奥にある扁桃(へんとう)の名前の由来は、アーモンドの種子に形が似ているところから来ています』
・『扁桃(アーモンド)の花は、白やピンク色をしています』
・『扁桃(アーモンド)の種子は、食用や薬用に利用されています』
まとめ
「扁桃」の「へんとう」には二つの意味があります。
また「アーモンド」には、さらに「唐桃(からもも)」や「アメンドウ 」の別名があります。
「扁桃」は「アーモンド」と「へんとう」と読み、意味が異なることを覚えておくと良いでしょう。