この記事では、「手湿疹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「手湿疹」の正しい読み方
「手湿疹」の正しい読み方は「てしっしん」です。
「て」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「しっ・しん」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「湿」の音読みは「しつ」ですが、「しっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「手湿疹」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「手湿疹」は「しゅしっしん」「てしつじん」などと間違って読まれることがあります。
「手湿疹」について説明
「手湿疹」とは、「手が何らかの刺激により、赤いブツブツや腫れが生じ、かゆみやひりひりとした痛みなどを伴う症状」という意味です。
水仕事やキーボード操作による静電気の影響、洗剤かぶれ、金属アレルギー、冬場における肌のバリア機能の低下など、原因はさまざまです。
「手湿疹」は放置しておくと、皮膚の乾燥が悪化して、硬くなってひび割れしたり、水ぶくれができたりします。
基本的に、男性よりも家事を多くこなす女性に起きることが多いことから「主婦湿疹(しゅふしっしん)」とも呼ばれています。
「手湿疹」の言葉の由来
「手湿疹」は漢字の意味から成り立つ語です。
「手」は「肩先から指までの総称」「てくびから先の部分」という意味、「湿」は「しめる」「うるおす」「しめりけ」という意味、「疹」は「はしか」「皮膚に小さな吹き出物のできる病気」という意味、「手湿疹」で「手くびから先の部分にできる、しめった小さなブツブツのできる症状」になります。
まとめ
今回は「手湿疹」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。