この記事では、「打痕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「打痕」の正しい読み方は「だこん」と「だあと」どちら
「打」という漢字は訓読みでは「打(う)つ」や「打(ぶ)つ」と読み、音読みでは「だ」や「ちょう」、「てい」と読みます。
そして、「痕」という漢字は訓読みでは「あと」と読み、音読みでは「こん」と読みます。
「打痕」の場合、「打」と「痕」それぞれに音読みを当て、「だこん」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「打痕」の正しい読み方は「だこん」になります。
「打痕」の意味
「打痕」とは、「物にぶつけてできた傷やへこみ」を意味する言葉です。
「打」という漢字は「打撃(だげき)」や「殴打(おうだ)」、「連打(れんだ)」と用いられているように「うつ」や「ぶつ」、「たたく」などの意味が含まれているほか、「打算」や「打開」のように「動詞の前につけて語調を整える語」、「ダース」(12個を1組とする単位)の当て字という意味が含まれています。
そして、「痕」という漢字は「傷痕(きずあと)」や「刀痕(とうこん)」と用いられているように「きずあと」や「あと」、「痕跡(こんせき)」や「血痕(けっこん)」、「墨痕(ぼっこん)」と用いられているように「あとかた」という意味が含まれています。
「打痕」の言葉の使い方や使われ方
・『不意にスマホを机にぶつけてしまい、打痕ができてしまった』
・『家具をぶつけた打痕が今も壁に残っている』
・『車には物にぶつけたような打痕が生々しく付いていた』
まとめ
・「打痕」の正しい読み方は「だこん」になります。
・「打痕」とは、「物にぶつけてできた傷やへこみ」を意味する言葉です。