「抄本」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「抄本」の読み方とは? 読み方

この記事では「抄本」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「抄本」の正しい読み方は「しょうほん」

本人の身分証明などに使う「抄本」の正しい読み方は「しょうほん」です。

漢字の「抄」を音読みした「ショウ」「本」を音読みした「ホン」を組み合わせ、そのように読みます。

「抄本」の間違った読み方や間違いやすい読み方

漢字の「抄(ショウ)」は、巧妙、奇妙などの言葉に使われる「妙(ミョウ)」と見た目が似ています。

そのため「抄本」「みょうほん」と読み間違えがちです。

また、証明書類には「抄本」「謄本(とうほん)」があるため、混同して「抄本」「とうほん」と読んでしまわないよう注意が必要です。

「抄本」について説明

「抄本」は、一般に「戸籍抄本」「住民票抄本」を指す時に使われている用語です。

何らかの手続き上で身分を証明する書類として提出を求められるもので、役所に請求することで発行してもらえます。

本来、「抄本」「元となる分書の内容をそのまま写して作成した書類や文書」という意味を持っており、戸籍または住民票に記載されている事項を写したものが「戸籍抄本」「住民票抄本」と呼ばれています。

この「抄」自体はあまり見慣れない漢字ですが「一部を抜き取る」という意味があります。

つまり「抄本」は、戸籍または住民票の「一部を写したもの」を指しているのです。

なお「抄本」のほかに「謄本」もありますが、こちらは戸籍または住民票に記載されている事項の「全てを写したもの」となります。

原本となる戸籍や住民票は同じものですが、個人の事項のみを証明が必要な場合は「抄本」を、家族全員の事項を証明する必要がある場合は「謄本」を発行するといった使い分けをすることになるのです。

まとめ

身分証明などに使う「抄本」の読み方は「しょうほん」です。

「みょうほん」「とうほん」などと読み間違えないように注意しましょう。

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