この記事では、「抉る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「抉る」の正しい読み方は「えぐる」と「くじる」どちら
抉るの文字を見て、えぐるという読みと、くじるという読みが同時に頭に浮かんでしまう人がいたりするのです。
お陰で、えぐるとくじる、どちらの読み方が正しいのかで悩んでしまったりします。
所が実際は抉るは、えぐるとくじる、どちらの読み方も可能であり、両方共に正しい読み方となっているのです。
正しい読み方の結論
抉るは、えぐるとくじる、どちらの読み方も正解な言葉となっています。
そもそも抉の漢字は訓読みで、えぐとくじという2つの読みを持っているのです。
だからこそ抉の、えぐ読みとくじ読みに、後に続く平仮名の、るを組み合わせる事で抉るは、えぐるとくじる、どちらの読み方も出来ます。
「抉る」の意味
抉るは、どう読むかによって表現する意味も幾分違ってしまうのです。
まずえぐると読んだ場合には、くりぬくや心に衝撃や苦痛を与える、隠れた面を追及するといった意味を表します。
一方の、くじると読んだ場合には、棒等を用いて穴の中をかき回すとか、えぐる事で中の物を取り出す、といった意味を示すのです。
「抉る」の言葉の使い方や使われ方
・『たった今、胸を抉る様な悲しい報せを受け取った所です』
・『彼は取り調べて、この事件の核心を抉る様な質問をぶつけました』
・『爪楊枝で歯を抉る時は、もう少し人目を気にすべきです』
まとめ
抉るの文字を見て、えぐると読むべきか、くじると読むべきかで迷う人もいます。
ですが抉るは、えぐると読んでも、くじると読んでも正しい読み方です。
そんな抉るは、えぐると読んだ場合には、刃物等を回して穴を開けるや心に強い衝撃を与える、物事の隠された面を追及する、といった意味を表します。
対するくじると読んだ場合は、穴の中を棒等でかき回すや、えぐって中の物を取り出すといった意味を示すのです。