この記事では、「折を見て」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「折を見て」の正しい読み方は「おりをみて」と「せつをみて」どちら
「折を見て」は「おりをみて」と読みます。
「折+を+見て」で成り立っていて、「おり」「みて」共に訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「折」の音読みは「せつ・しゃく」、訓読みは「お(る)・おり・お(れる)・くじ(ける)・さだ(める)」ですが、「折を見て」と書く場合「せつをみて」とは読みません。
正しい読み方の結論
「折を見て」の正しい読み方は「おりをみて」です。
「せつをみて」とは読みません。
「折を見て」の意味
「折を見て」の意味は「適当な機会をみつけて」「時期を見計らって」です。
あることを、今ではなく、現時点ではっきりといつとは言えないが、良い機会がある時にすることを表します。
「折」の語源は「紙を折る時にできる線」のことです。
紙を折るとくっきりとした線ができることから、「はっきりとした時期や機会」という意味になりました。
「見る」は「視覚で捉える」「観察し判断する」という意味があることから、「折を見て」で「良い時期を判断して」として使われています。
「折を見て」の言葉の使い方や使われ方
「折を見て」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『遺産相続については折を見て親族に話そうと思う』
・『息子が養子縁組であることは折を見て話すつもりだ』
・『折を見て一度ご挨拶に参ります』
まとめ
今回は「折を見て」の読み方について紹介しました。
「折を見て」の正しい読み方は「おりをみて」で、「せつをみて」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。