「拗らせる」の読み方と意味とは?「すねらせる」と「こじらせる」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「拗らせる」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「拗らせる」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「拗らせる」の正しい読み方は「すねらせる」と「こじらせる」どちら

拗と言う字はすねると言う言葉にもこじれると言う言葉にも使われる漢字です。

ただしそれらは拗の訓読みなのでどちらの読みで使われているかはどのような送り仮名がついているかによって判別できます。

正しい読み方の結論

「拗らせる」の正しい読み方は「こじらせる」です。

確かにすねるという言葉にも使われる漢字ではありますが、拗の訓読みはこじれるに使われるコジやすねるに使われるスだけなので、すねると言う場合ねも送り仮名として必要になります。

なのでらせるとだけ送り仮名がついている「拗らせる」「こじらせる」と読むのが正しい読み方です。

「拗らせる」の意味

「拗らせる」とは物事を複雑にして面倒にするという意味の言葉です。

物質の構造を複雑化させるというのではなく事態や思考を不必要な方向に複雑化させて、解決に手間が掛かるようにしてしまったり極端な考えになり柔軟性が失われることを「拗らせる」と言います。

「拗らせる」の言葉の使い方や使われ方

・『頑固な性格が思想を拗らせる』
・『事態を拗らせる人』
・『否定的な価値観を拗らせるとろくなことにならない』

まとめ

「拗らせる」「こじらせる」と読むのが正しいですが、この形以外でも送り仮名でどう読むかを判断できます。

拗れるなど拗のあとにラ行の送り仮名が付く場合は拗はコジと読み、拗ねるなど拗の後にねが送り仮名としてついている場合は拗はスと読むのが正しい読み方です。

人が拗ねることも物事が拗れることも日常的にありますしそれに伴い文章化されることもしばしばあるので、送り仮名と読み方を紐づけて覚えましょう。

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